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【映画レビュー】闇の子供たち

梁石日(ヤン・ソギル)さんの小説のタイトルの闇の子供たち。
本作品はフィクション(とされている)小説ですがその小説が実写映画化された作品です。
本記事は映画の内容にスポットを話であるので小説とは違う部分があるのでご留意ください。

 

キャストは江口洋介さん、宮崎あおいさん、妻夫木聡さん、豊原功補さん、佐藤浩市さん、鈴木砂羽さんなどが出演されていて監督/脚本は阪本順治さん。

「闇の子供たち」というタイトルからして物騒な感じがするがそのまんまで物騒な物語です。どう物騒かというと幼児の人身売買が大きなテーマとなっている作品。性的、臓器売買の描写もありますが、登場人物の物語も関係している映画です。

なので、この映画は楽しめるという意味でオススメしたいわけではないのです。
現実にあるのか、無いのかという事ではなくクリエイティブな物には作成者の意図が必ずある。映画を通してだがこうした事が「実際に起きている可能性がある」と個人的に思うのは個人の自由な事である。見た人がどう思うかは別として、「知って頂きたい映画」という事で紹介したいと思ったのが本記事の意向になります。

※ここからは作品の内容になるので苦手な方、ストーリやネタバレ含まれているのやめておいてください。

 

テーマ

子供の人身売買が大きなテーマとなっている作品。性的、臓器売買の描写が多く映画という作品だが何度も目を背けてしまうような内容である。

 

あらすじ

主人公は江口洋介さんが演じる南部という人物。新聞社に勤めている記者でタイの支社で勤務している。担当する事になった内容は日本の子供がタイのバンコクで心臓移植手術を行うがその手術が闇ルートでの臓器移植という内容なので取材をしていき最終的に記事にするという任務。
そして次の登場人物は宮崎あおいさんが演じる音羽恵子がタイに短期留学をしてNGOに所属してNGOとしての動き。

 

ストーリー

※登場人物の切り替えが多くわかりにくいので、ある程度登場人物毎でのストーリーにまとめるので完全なる時系列ではありませんのでご留意ください

南部はまずは情報を得ないといけない為、お金を使い闇側の人間から情報を集めている。
そこで闇ルートでの移植手術のさらなる闇を知る事になる。
「麻酔はするが心臓移植手術は生きたままで行われる」という衝撃的な内容である事だった。一般的に知られているような亡くなってしまった後に提供ではないので心臓を取られてしまう側の人間は亡くなってしまう。という事だった。
その事を新聞社の本社に伝え、情報を得るにはお金がかかるから支援金が欲しいと伝える。

電話を切ると南部のもとに小さな女の子が花を売りにくる。断るが、立ち去らずにいる女の子が見つめている。南部もその女の子を見つめたのち頭を振り我に返ったそぶりを見せてバイクで立ち去る。

 

恵子がタイにやってきた。タイの社会福祉センター。つまりNGO団体となるのだが短期留学して体験をする。自己挨拶時に現地の女性に「どうしてタイを選んできたのか?」というわざとつっかかるような質問をされて、「起きている事を自分の目で見ないとわからない為」と答える。今後もこの女性とは口論する事になった。

恵子がいるNGO団体はアランヤーという少女を見かけなくなった為、その家族のもとを訪ねる。最後に見た少女はリンパが腫れていたが元気にしていると尋ねるが父親は元気にしているとだけ答えるだけしか答えず自分は具合が悪いので帰ってくれという。

シーンは変わり売春宿(以下、宿)で少女がお客の白人男性にペンを貸してくれといい、ここの宿の人には黙っててほしいと告げてぐしゃぐしゃの紙に何かの文字を書く。探しても見つからないわけではこの少女こそがアランヤーだ。親に売られてしまっていた。

 

南部は恵子のいるNGOにやってきて自分が追いかけている内容を告げる。仲介人に接触したいが情報が無いので何か知らないかという事だった。しかしNGOは人身売買の件まで手がまわっていないので情報は持っていないとの事だった。ここで恵子が闇ルートで生きたまま臓器移植手術をする事実がある事を知る。ここで南部と恵子が繋がる。

 

タイの男性(以下、悪い男)が民家にやってきて親に何かを渡して少女を受け取り手をひっぱり車に乗せた。その車にはさきほど乗せた少女以外にも複数人の子供が乗っていた。車がある所に到着すると運転していた男が大きな袋をいくつも下して中に入れる。そう、この大きな袋にはさきほどの子供が入っていてたのだった。そしてここは子供のみの宿。子供が売られてきた場所だった。ここでは子供の売春の他、客からのクレームが入ると子供に暴力が行われていた。
その暴力現場を見て悪い男の過去の回想が入る。太った白人男性とのフラッシュバックで嘔吐する。そう、悪い男もまた小さい頃に母親に売られて客の相手をさせられていた経験があるからだった。

 

子供の宿から重い物が入った大きな黒いゴミ袋がゴミ収集車に回収された。その黒いゴミ袋が幼い少女が弱った声で「センラー」と喋った。つまりそのゴミ袋の中には少女が生きたまま入れられてまるでゴミを捨てる感覚で捨てられた。
捨てられるのはエイズを発症してしまったからだった。この少女の名前はヤイルーン。
そしてゴミ回収場に到着した夜にゴミ捨て場でうごめく黒いゴミ袋。内側から袋を破り出てきたヤイルーンは弱りながらも歩きはじめた。向かう先は自分を売った実家。幼い少女に行く当てが他にあるはずもなく、「センラー」弱々しい声で妹の名前を呼びながら時に大木に寄り添って休みながらも歩き続けている。

 

宿からスーツケースを持った男性が出てくる。表には警官がいたが宿とこの警官はお金で繋がっている為にお客や宿が摘発される事はない。
特に問題は起こらぬまま男性は宿泊している宿に到着しスーツケースの中身を開けると小さい少女が出てきた。この少女の名前はセンラー。そう、ヤイルーンの妹なのである。悪い男が民家でお金と引き換えに連れてきた少女。妹のセンラーもまた、ヤイルーンと同じ宿に親に売られてきてしまっていた。

 

描写が無いのでどこでどうなったのかはまったくの不明だが、アランヤーから恵子のいるNGOに手紙が届く。あのペンを貸してと言ってぐしゃぐしゃの紙に何か書いていたものだった。そこには、チェンライの宿で働いている事が書いてあり、そこからは像が目印のなるものが見えているだけで細かい場所まではわからないと書いてあった。NGOの人間が像のポスターはチェンライにあったはずだ。わずかながらの情報で名探偵ぶりを発揮してNGO一行はチェンライに向かう事にする。

チェンライにはNGOの知り合いのジーオという男性がいた。ジーオに警察に相談したかと聞くと手紙だけでは警察は動けないという事だった。NGOの男性が潜入取材を行う為に宿に潜入する。適当に指名した少女にここにアランヤーという12歳の子がいないかと聞くがそんな事を話したら危ない目に合うので何も話せないから帰ってくれと脅え始めてしまう。そんな事をしているうち、宿の男性に感づかれてしまい大きな鉈のような山刀と表現されていた凶器を持ったまま脅してきたので逃げた。再度別の男性のレックが潜入を試みるが返り討ちにあいボコボコにされて戻ってきた。

 

南部と恵子は日本に帰国し新聞社にやってきた。
南部の上司となる塩見三省さんが演じる土方、豊原功補さんが演じる清水と出会う。
そこで移植を受ける側の情報を得た南部は、翌日に清水と恵子と共にその家に向かい取材をしようとするが、鈴木砂羽さんが演じる母親の梶川みね子には拒否された。そして佐藤浩市さんが演じる父親の梶川克仁が帰宅すると取材に応じるとの事になり家に入る。

両親はタイで心臓移植を行うことが他人の命を奪って行われる事を知っている様子だった。
みね子は息子が助かるのであればそれでいいというが、恵子はひかずにタイの子が犠牲になってもいいのか、その権利はあなた方には無いとみね子に言う。しかし、みね子もひかずにその事をあなたに言われる権利も無いと言い話は破断する。当然に誰にも命を比較する事は出来ないし許される事でも無い。

撤退した3人はスナックみたいな所で飲んでいると今回の恵子の言動について口論となる。清水は、自分で見て、見た事を書くのが新聞記者。同じ事が起きないように記事にして知らせる事なのだと言う。清水も南部も自分が見たものの事実だけを記事にするという心情があるようだが、恵子は「助けたい」、清水と南部は「見た物を記事にして知らせる」という目的なので分かり合えるはずもなかった。ここで南部には子供がいるが一緒に住んでいないという情報があった。妻に関しての話は本編を通して最後まで一切出てこなかった。

ここでも恵子は我を通し続けて口論になり帰ろうとする恵子に向かって南部は「俺はあんたを裏切っている」と告げる。そして帰りのタクシーの中、小さい女の事が花を売りにきた時と同じように回想が入る。しかに今回はより鮮明に男性と男の子が手をつないでいる異国の夜の風景となる。以前と同じように南部は回想を振り払った。家に戻った南部は鏡で自分の顔を見つめる。

 

ゴミダメから逃げた少女のヤイルーン。まともにもう歩けなくなっていた。それでも家族のもとに帰る為にほふく前進でひどく汚れて、身体にも病気の症状が出て心身共にボロボロになりながらも実家に向かう。そしてなんとか家に着くが家族はその症状を見て外の小屋に入れてしまう。家族は食事を持ってきてくれてはいるがヤイルーンはもう自分で食べる事も出来なくなっていた。
やがてまるでミイラのような見た目で亡くなってしまっていた。その小屋毎火にかけられて火葬される。その火葬中、母親は大泣きをしていた。

 

そして、宿ではある事件が起こる。少年が薬を4本打たれて泡をふいて亡くなってしまう。宿の女性は警察を呼ぶと言ってそのお客の男性と女性を脅迫してお金をふっかける。買い取るのと葬式代を支払うと言うが、センラーを運んできた宿の悪い男は咄嗟にドイツ人の所に引き受けが決まっていたという嘘の作り話をしてその代償分も含めて軽く7000ドル以上はするけど支払いが出来るのかと脅し始めた。払えなけば一緒に来ている客の女性を売り飛ばすぞと脅しクレジットカードを受け取る。

 

ある夜、NGOのトップと宿に行った時にボコボコにされて帰ってきたレックが一緒の所に、バイクでやってきた人間に襲われ男性が亡くなってしまう。宿のボスは宿以外にも広く悪事を働いていてその力が大きいという事を証明されてしまった。

そして、妻夫木聡さんが演じる与田と南部のもとにも殺し屋と警官がやってきてた。この殺し屋はセンラーを運んできた悪い男。実に色々な悪行をしている様子だった。この悪い男に「気色の悪い日本人。これ以上嗅ぎまわると生かしてはおけない」と脅される。その場では止めると言ったが南部は止めないと誓う。与田との出会いは2回でどちらも留置所に入れられている所に南部がきて助けて知り合いカメラマン指向の与田を南部が今回の調査に付き合わせていた。

 

そしてここから物語がクライマックスへと向かう。

 

日本にいる清水から情報が入りおおよその手術日の可能性のある3日間がわかった。そして空港をはっていると心臓の移植手術を受ける為にみね子とその子供がタイにやってきた。そこを南部と与田が写真を収め尾行をする。与田は脅された事もあり日本に帰りたがっていた。しかし、南部は犠牲者になる子供を見て事実を記事にする為に残る事を決断していた。そして与田も看過され南部に付き合い写真に収めるという。

 

手術する人間がタイにやってきた所までは良いが肝心の手術がいつ行われるのかがわからなければその子供を確認する事は出来ないし写真に収める事も出来ない。
南部と与田は過去に心臓移植をした事のある人間を見つけて医者の都合を探らせた。そして手術は翌週の木曜日に行われる事をつきとめる事に成功する。

日本で南部と仲違いした恵子はチェンマイに戻り、子供が捨てられたりしないか宿の前で見張る日を続けていいた。

レックを殺されてしまったNGOのトップは幼児人身売買禁止運動の集会を開く為のビラ配りをしていた。集会は26日9時。

 

そして、ついに恵子は宿から大きい黒いゴミ袋が捨てられるのを目撃し追いかけて助ける。
助けた少女の名前を聞くと名前はアランヤーだった。病院に連れて行ったアランヤーの腕を触ろうとした恵子に対して「自分は汚れている?」と質問をしてそうじゃないならキスをしてくれと言う。恵子は口にするとアランヤーは微笑んだ。

集会には人がたくさん集まった。集会には警察も警戒をして見に来ている。チェンマイからゲーオ達も集まりいよいよ集会がはじまりそうになる。

その一方。南部と与田。いよいよその犠牲になる子供が病院に入る場面となった。車から悪い男と一緒に少女が下りてくる。その現れたのは・・・、なんとセンラーだった。あのゴミ袋で捨てられた少女でエイズになって死んでしまったヤイルーンの妹だ。

タクシーから南部と与田はセンラーを見て写真を撮った。

そして集会場。仲間だと思っていたゲーオはなんと宿側の人間だった。集会で銃で警官を撃ち騒ぎを起こす。騒ぎを起こすとこの集会を開いた側の人間が警察に反発したという事になり狙われる事になる事を狙っての騒ぎを起こした事となる。NGO団体が増えて商売がやりにくくうっとおしいからだという。

センラーが病院内に入る所を見届けた南部と与田だったが南部が自分のバイクを止めてある所でタクシーを1人降り、与田はそのままタクシーで行った。
バイクに乗ろうとヘルメットをかぶろうとした瞬間に銃声が聞こえて広場に猛ダッシュした南部。すると警察と反社の銃撃戦になっていた。恵子が子供と一緒に逃げている所を見つけて南部が恵子の腕を掴み大使館に逃げるんだと説得しようとするも、恵子は「私は自分に言い訳したくない!」「離して!」と拒否をして振りほどく。
その「離して!」の言葉でまた回想が入る。男の子が離してというセリフだ。そして恵子が子供と手をつないで逃げる所でも回想が入った。いつの間にか南部の足に小さい男の子が騒ぎに脅えてしがみつく。

ここでさらに回想が入る。この回想が最終的なちゃんとしたネタばらしの回想である。回想で小さい男の子と手を繋いでいたのは、やはり南部本人だった。
過去を思い出しフラッシュバックを起こした南部はそこで叫び声をあげてうずくまってしまう。

 

ある夜、例の宿に警察のメスが入った。恵子を含めたNGOの人間も一緒だ。15年の刑というセリフがあったがNGOの人間の言葉なので本当に15年なのかは不明だ。

そして、場面は変わり与田が南部に会いに来る。外から南部の部屋を見て異変を感じた。その異変は天井から紐がぶら下がっていたからだった。紐しか映し出されていないのと、宿の人間が逮捕された後の描写なので南部自ら命を絶ったという描写のように感じたが宿の摘発前の可能性もあるので確定ではないが。

与田と清水が南部亡き後の部屋を片付けていた。与田が布で覆われている場所をめくろうとし時、清水が写真楯の写真を見つけ、与田にこの写真の子誰だか知っている?と聞くと、以前に南部から聞かされていた与田は息子さんですよと答える。すると清水が言った言葉は「あいつの子供は娘だよ」と言った。その写真には男の子が写っていたからだった。与田は聞いていた話と違うのと、清水は知らない男の子の写真に違和感を感じた。

そして二人はその変な空気になっている中、与田が布で覆われている場所をめくるとそこに現れたのは一面に子供への虐待、幼児性愛者で逮捕された人たち、指名手配の記事の切り抜きが張られていた。
その真ん中には鏡があった。清水と与田はお互いに無言のままでその異様な場所を見ていた。その真ん中の鏡を奇妙な感じで見つめる清水と与田。そしてこのシーンは終わる。

場面は変わりセンラーと恐らくヤイルーンが川で遊んでいるシーンが入り、桑田佳祐さんの楽曲が流れはじめて映画はエンディングとなる。

 

感想

文字にするのも嫌な衝撃的な内容が多いのでその事については一切書いていない。PG-12ではあるが、そしてこの内容で映画の作成、および、上映がされた事に驚きを隠せない。

映画はすべてをわかりやすく見せてはおらず考えさせられるような作りになっている。南部、恵子、NGOのシーンの切り替え回数が多く、同じ日でそれぞれに起こっているのかや別の日で時系列で起きた事なのかといったものがただ見ているだけではわかりにくいと思う。

南部の回想シーン差し込み描写もうまく作られていると思った。2回目の描写で南部本人の事なのかもしれないと気付かせるような作りと、それまでのセリフや表情が一気にリンクしたりして映画の後半を盛り上げてくれる。たとえば、南部が臓器移植の件で情報が欲しいとNGOに行った時に「子供が好きなんですね」と言われた南部の少し戸惑いのあった描写で南部自身がペドフィリアである事の伏線回収。

キャスティングも良く、佐藤浩市さんは本編で取材を受けるシーンでしか出番は無いが父親役としての演技がとても良かった。役作りが完全にマッチしていて少ない出番の中でもその存在を記憶出来た。

あとは江口洋介さんのバイクを乗るシーン。本編に出てくるバイクはダサイスクーターのようなものだが実にバイクに乗りなれている感が出ていて昔見た、若き日の紫色の髪の毛だった湘南爆走族の作品を思い出した。バイクで立ち去るシーンで見えなくなりそうな所で座り位置を直すために乗りながら座り直したりといった事はバイク乗りの感じが出ていた。
ちなみに湘南爆走族は漫画である。その漫画の実写で江口洋助役で主演した。そして織田裕二さんが映画デビュー作でもある。

エンディングで流れる桑田佳祐さんの現代東京奇譚。作品に共感して作られた楽曲の為、その歌詞内容についても本作品に関連づいた内容であると感じられる。楽曲もそうだが歌詞も注目すべき所であると思う。この頃はサザンオールスターズは無期限の活動中止だったとの事。

他にもwikiを見ると撮影中や上映に関しては日本だけではなく色々あったようだが興味のある方はそれについてはご自身で調べてみて欲しいです。

 

最後に

過去に1度借りて見た時にも目を覆い、そのシーンを飛ばしたりとした事が何度もあった。
今回もそうだ。吐き気のするシーンがいくつもある。今までもホラー映画は得意では無いので目を背けた事はあるが映画作品でここまで吐き気までする作品はまだ一度も無い。

もしかすると自分が過去に体験したある事とリンクさせて見てしまっているからなのかもしれないがそれぐらい人の心に闇=病みを作る。映画だけの話では無く、ニュースや記事でもその内容がフェイクや事実かはわからなくても誘拐や拉致と言った言葉や文章、子供の悲劇に関しては気分が落ち着かなくなる事がある。
だがこういった作品が生まれる背景には事実であるという事なのだろうと個人的には思っています。そしてこれを望む側、行っている人間も少なからずいるという事なのだろうかとも。。。

闇の子供たちとまた向き合おうと思った事について、以前にも記事にしたが様々な子供に関する事や、先日に楽園という日本映画を見たという事もあり、子供への虐待について目を触れる事が多くなったからだった。過去の記事も良かったら見てください。2020年5月5日のこどもの日の太陽の暈(白虹)はメッセージ

そして、自分自身の子供の頃に起きた出来事を思い出してしまったからというのが一番の理由なのかもしれない。人間は極端な怖い事は忘れるように出来ているというが実際そうであると言える。しかし、自分の身で起きた事じゃないにしても関連した内容を見聞きした事をきっかけにフラッシュバックする事も当然あるともいえる。自分自身がそうだからだ。

自分の文章だけで十分だと思う方はそれで良いと思うし映画を見て頂いても良いと思う。ただし、「特殊な経験」がある方はフラッシュバックする可能性が高いので注意が必要ですよ。この映画を通し「映画だけの話では無い可能性もある」という事を認知、知識としての保留をして頂けたらと思う。

闇の子供たちのwikiの脚注に映画「闇の子供たち」公式サイトへのリンクがある。見てみようと思いこれをクリックすると思っていたのとは違いまったく関連していないので何なのかわからなくはじめは戸惑った。
恐らく、もうだいぶ映画は古くなったためサイト運営しているよりかはhttps://yami-kodomo.jp/のドメインを売りにだして、あがり症の薬さんがドメイン購入してサイトを運用しているという流れなのではないかとは思ったがどうなのだろうか。

斯くして、映画からメッセージを受け取るのも千里の道も一歩から。

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