Akiraブログ

人生はぐるぐる

人生 未体験シリーズ

【レポート】池袋に出来た癒しのサウナ&ホテル施設「かるまる」

2019年12月3日にオープンしたサウナ&ホテル施設「かるまる」に行ってきたのでそのレポート。

出来る前からニュースで見かけて気になっていたが混んでいるという情報をTwitter上で見かけていたので年明けに行こうと思っていた事を思い出したので行ってきました。
このかるまるは現在は男性専用施設であるが、女性専用日も設けるとも見かけたので男性女性共に参考になったら嬉しいです。

 

場所

池袋の西口。
場所池袋のC6の出口を出て数十秒歩くとガストが1階に入っているビル中に「かるまる」がある。

かるまるは3階~10階までありスパ+宿泊(3~5階)が出来る一体型の施設になっています。
一見変わったお店の名前の「かるまる」だが、由来は「つかる + とまる = かるまる」との事。
つかるは湯につかるで、とまるは泊まるからなる造語。文字数が少なく非常にシンプルでわかりやすいと思った。

受付は6階なので赤枠の所まで行き右手にエレベーターがあるので乗って6階まで行く。
外からだとエレベーターが見えないし暗いからと行ってビルを回り込んでもみてもかるまるに行く手段であるエレベーターはここにしかないので迷わず暗がりの中に進んでください。

ビルを回り込んでもかるまるについての案内しかないない。なぜ案内があるのを知っているのかはビルをまわ・・・。

 

いざ、かるまるへ

かるまるの営業時間は11:30~翌10:00までとある。せっかくなので早めに行こうと思い12時前には到着した。
エレベーター待ちをしていると他にも男性が2人ほど並んだ。他にもお店があるのでさすがに違うだろうと思ったが全員が6階で降りた。
エレベーターを降りると目の前におしゃれなものが目に入る。いよいよかるまるに来たのだと楽しみになった。

すぐに靴を預けるロッカーがありここで鍵を受け取る。この靴の鍵はたんなる靴の鍵ではない事をこの時は知らなかった。
入場ゲートがありあたふたしていると、靴の鍵をかざして入場してくださいと店員さんに言われた。
そう、この鍵は靴の鍵だけでなく入場ゲートを通過する為のIDの役目があり、また、ロッカーやかるまる内での支払いをして最後の会計時にもこの鍵の使用履歴をもとに決済手続きとなるので無くしたりしたらとても大変な事になってしまいます。
靴の鍵=かるまる内で使用する事の出来るお金のようなID(※以下、IDは靴の鍵の事です)でもあるので取り扱いは十分注意してください。

 

館内での部屋着は入場ゲートを抜けてすぐに受け取る。ここでは部屋着は小/中/大/特大のサイズが用意されていた。だが、自己申告なのでどれを指定しても良いとの事だったのでゆったりとしたければ大のサイズと言われたので大を選んだ。

上下共に七分丈なのでゆったりと着たい方は普段のサイズよりも1サイズ上でも良いと思いますが好みで選択してくださいね。

ロッカールームに向かおうとしたところで、ロッカーが開いている所をご利用くださいと言われて進んだ。よくわからないが進んでいくとロッカーが開いている所を見つけた。覗く前からわかっていたがそのサイズが縦長で横幅が極端に狭い事だった。

奥行は多少はあるが横幅に荷物がある人なんかはきっと縦にして入れたり入らなかったりすることがあるかもしれない。ちなみに貴重品を入れる専用の所もあったみたいだった。

ロッカーを使用するには閉める時にIDをかざして認証させる事でIDとロッカー番号が紐づ事で開閉ロックが可能となっているのでロッカーの鍵自体が無い。開いているロッカーを使用する事になるのでIDとロッカーの番号は紐づいてはいない為自分のロッカーの番号を覚えておく必要があるので注意が必要だ。
だが、ロッカーの番号を忘れてしまった方用にIDを認証させるとどのロッカーに紐づいているのかを教えてくれる端末もあるので忘れてしまった方はこの端末を使用すると良いだろう。

かるまるはオープンしてまだ1ヶ月なのでロッカールームも奇麗だ。人がいなかったので写真をとってみたが、ふと思ったのが自分のロッカーの周りが全部しまっていてランプが赤になっている。目の前のブロックも全部閉まっているのできっと使用中だろう。未使用状態でもロッカーを閉める事は出来てランプが青だったので使用/未使用の違いがランプの色で間違いないだろうと思う。営業開始から30分未満だったのでまだ誰も帰ってないから開いているロッカーと定員さんが教えてくれたのだろうと思った。

オープンは11:30で現在は12時ちょっと前を考えると嫌な予感がしてきた。今自分がいるブロックのロッカールームには誰もいないし、他のブロックにもちらほらしか人はいない。オープンから1ヶ月たったし正月の3日だしオープン時間付近では混まないだろうと思ってきてみたは良いが混んでいるのではないか、と。

大浴場は9、10階(10階は9階から階段を上る)にあるのでエレベーターで9階まで上がった。更衣室があるのだが鍵が刺さっているのが少ない。鍵が刺さっている=未使用。ここで手に入れる鍵は更衣室の鍵なのでIDと合わせて2つの鍵を持った状態で入浴する事になります。

 

かるまるの浴場について

かるまるでは4つのサウナ、4つの水風呂、5つの風呂がある。
水風呂にはなぜか名前がついている。温度が10℃未満のサンダートルネードというものがあるとサイトで見かけて気になっていた。

 

浴場へ

混んでいる予感は的中した。浴場に入ると人だらけ。。。友達と一緒に来ているような人たちも多くガヤガヤしている。ただ、スペースは確保出来たので洗ってから湯に浸かろうと思うが水風呂以外のどの湯も人が多すぎては入れない。

外から見た感じだと岩サウナがまだ余裕があったので入ったがしばらくすると岩サウナも満員になった。サイトでは約25人用と記載があるが実際はもっと人が入っていた。

きっとみんな湯に入れないのでサウナに流れてきたのだろうと思ったがそれにしても混んでいる。80℃とサイトには記載があるのだが、人が密集しているからかもしれないのだが温度計を見るとなぜか90℃近くまでになっていた。
だが、あまりサウナを入ったことは無かったがわりと全然平気でいられていたのでもしかすると温度計がおかしくなっていたのかもしれない。鼻から熱気が入ってくるのを心地良く思いながら、テレビには駅伝が映し出されていたので眺めながらサウナを楽しんでいた。

だいぶ汗をかいてきた頃合いになると、
サウナの後は水風呂に行きたいと思いどうせならサイトを見ていて気になっていたサンダートルネードに入ってみようかと思っていた。サンダートルネードの説明がまだだったのでかるまる公式HPから引用をさせて頂くことにします。

<サンダートルネードについてサイトからの引用>

シングル温度(約10℃未満の1桁温度)とジェット水流が生み出す衝撃の超低温水風呂。まるで落雷に打たれたかのような衝撃を受ける超低温の水温と、浴槽内を竜巻のごとく掻き回すジェット水流の強力な撹拌によって、一層冷たく感じる超刺激的な水風呂です。「サンダートルネード」の名に恥じぬ衝撃をご自身の身体でご体感ください。


※画像はイメージです

文章だけみるとかなり不安な感じがしますが、さすがに人間が普通に入れるレベルだろうとは思ってはいました。
サウナを出るとお目当てのサンダートルネードだけが誰もいないので、まずは桶で足に水をぶっかけてみたところかなりの冷たさだ。水温系をみると9.2の文字。シングルである。業界用語なのかもしれないが1桁台をシングルと呼ぶらしい。

これは無理かもしれないと頭をよぎったがここで怖気づいてはいけないと思い、続けて頭と体に湯舟の水をぶっかけるとサウナで開いていた血管が急激にひきしまるのがわかる冷たさ。これはあきらかに無理な温度だ。素人には手に負えない水温だと思った。しかし、ここまでやって入らないわけにはいかない。と、無駄に負けん気が沸いてしまった。
そして、落雷に打たれたかのような衝撃や浴槽内を竜巻のごとくという表現がどういうものなのか気になる。桶でかぶったぐらいではまだその領域を感じてはいない。

心の中ではギャーと叫びつつも足から入り、そして肩まで浸かってから恐らく5秒前後を数えたぐらいだったように思う。生命の危機管理能力が発動してすぐにサンダートルネードから出た。通常に息をする事も困難になって息苦しさがあるのと足がとにかく痛い。ギブアップである。これは無理だった。

浸かっている箇所の皮膚が小さいもので突かれているかのように痛かった。すぐさま身体を洗うスペースに逃げ込みお湯をかけて温まった。落雷に打たれたかのような衝撃というのはほんの少しだが理解出来た。特に足の裏以外の全体で足が痛かった。さすがに数秒しか入れなかったのでジェットまで動かす気も時間も無かった。完全に敗北である。
ちなみに何人もほんの数秒で出ていたのをみかけた。肩まで浸かれていないで引き返していた人もいた。サンダートルネード恐るべし。

浴場から階段を上って10階の扱いになっている所にある、岩風呂、マス風呂、露天ジャグジーの順番で入った。マス風呂は3つしかないので岩風呂に入りつつタイミングを見計らって狙って取れた。

 

ちなみに随所には水分補給が出来るように給水ポットがある。これはただの水ではなくて果物がカットされているものが入っているのでほんのりと果物の味がして汗をかいた後に飲むと美味しい。

その後に9階に戻ってジェット風呂(昇天)に入って、ケロの樹のサウナに行った。温度は岩サウナに比べると高い設定なはずだが温度計は85℃ぐらいで低かった。人の出入りが激しくて温度が逃げてしまっていたのだと思うが仕方ない。ちなみにドアの付近だったので出入りがあると足は肌寒くさえ感じて温まってないなという実感があった。匂いは個人的には良かった。9人程度のキャパなので狭いです。

 

気になっていたサウナで「蒸サウナ」というものがあります。
薬草を煮立ててその成分を鼻や口や皮膚から取り入れるというコンセプトのサウナ。
ただ、これは実物を見て「えっ?」ってなったのですがドラム式洗濯機みたいな感じの環境だったんです。
絵にすると雑ですがこんな感じです。

階段があって、○の所が入り口で取っ手を掴んで外開きで右側に開き、身体を丸めて中腰の状態で中に入るようになっています。中は真っ暗で薬草の匂いと湯気が立ち込めている立ちのサウナになっているのです。つまりこの中では基本的には、「密室で知らない者同士の4人の男性が全裸で暗闇でたっている」のです。人の出入りがあると扉が開くので当然明かりが入ってくるので気まずい感じがどうしても出てしまいますので自分は耐えられなかったのですぐに出てしまいました。これは気心の知れた友達と入る事をおすすめします。

 

休憩所

とりあえずいったんは堪能したので休憩所に行く事にした。休憩所は7階にあり果物入り水もコーヒーも無料で飲める。コワーキングスペースがあったり通路の両脇には漫画が陳列していて左側には2段になっているテレビ付きの1人専用のくつろぎポッドと呼ばれている休憩スペースがあり、右側にもリクライナースペースと呼ばれるスペースには各席にテレビが付いているリクライニングソファーがある。あとはカウンター越しのテレビ無しの休憩スペース。
自分は運良くリクライニングソファーを確保する事が出来た。運良くと書いているのは、この各人の休憩スペースは入場者数に対して個数があまりなくカウンター越しの椅子にさえ座れなかった人もいる様子だったので気の毒に思った。

リクライニングソファーの幅は広く伸び伸びとゆっくりする事が出来た。VODも見れて洋画/邦画もいくつかのラインナップはあり地デジも視聴が可能で飲み物の持ち込みはOKだった。ここの空間のBGMはやや音が大きくなぜかサンバやアップテンポの音楽が流れたりしているのでもっとヒーリング系のBGMにしてくれた方がゆっくり出来ると思った。

もう一つ不満な点は、自分が居た時間帯がたまたま質が悪い人が多かったのか、友達同士で来ている方たちが普通に喋っている所がいくつかあったり、テレビの音をやたら大きくしていたり、それをうるさいと思っている人が必要以上に大きな音で咳払いをしたりとちょっとあまり良くない雰囲気になっていた。睡眠でイビキをかいてしまう方がいるのは自分は問題無いと思っている。
休憩所のスペースは混雑時は時間指定にしたりや、常に店員さんを配置するのが難しいのかもしれないが、見回りと指摘をするといった事をして頂けたらとは思った。

 

最後に

最後に岩サウナに行ってから今日まだ入っていない水風呂(やすらぎ)に行ってシャワーを浴びてから帰りました。ちなみにかるまる滞在時間は6~7時間ほどいましたがまた来たいと思える施設でした。

やすらぎは24℃ぐらいだったので自分にはちょうど良いぐらいだと思いました。サイトではサンダートルネードからのやすらぎのコンボだと幸福感が増すと記載がありましたのでまたチャレンジしてみたいと思いました。
それとお腹は減っていなかったので食事をする階にも行かなかったので次回行った時は食事もしてみたいと思います。まだ薪サウナがオープンしてなかったのでこちらがオープンしたら行ってみようと思います。
あとは金銭的に余裕があれば宿泊もいつかしてみたいです。

かるまるはサウナと水風呂が充実しているのでサウナ好きの人にはオススメしたいと思います。ケロの樹のサウナは日本ではまだかるまるにしかないみたいですし特徴のあるサウナ、水風呂が好きな人はぜひ行ってみてください。自分は無理でしたが猛者はサンダートルネードにチャレンジして雷と竜巻を味わってみてほしいです。

斯くして、未体験を経験するのも千里の道も一歩から

スポンサードリンク

-人生, 未体験シリーズ