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光武蔵人監督の最新作のマニアック・ドライバー(MANIAC DRIVER)がいよいよ劇場公開

光武蔵人監督の最新作のマニアック・ドライバー(MANIAC DRIVER)が2022年1月7日から各劇場にて順次公開される。
この作品はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021のフォービデン・ゾーンにて期間限定で有料で配信したので配信公開はすでにされている。

KARATE KILLカラテ・キルを観てから光武蔵人監督の過去作品を観ているので、好きな映画監督の最新作となれば当然視聴したのである。

 

この作品はタクシードライバーが主人公なのだが予告やあらすじで公開されている情報で言える範囲ではタクシードライバーが生贄を探しているという物語。

物語が進むにつれてこのタクシードライバーのヤバさがわかるようになっている。そしてこのヤバい人間がタクシードライバーをしているのでタクシーを利用する方は出会ってしまう可能性もあるよというリアルな日常的怖さも描いているのではないかと思う。

 

何でもそうだとは思うが、1回目の視聴時は色々な情報があるのでなかなか深くまでは理解は出来ない事が多い。
2回目以降はよりその映画を理解出来るのは当然だが、この映画は観るほどにそのヤバさが理解出来る映画だった(自分がそう捉えたともいうべきかもしれないが)
期間限定で有料だったのと作品の面白さもありギリギリまで観たので4、5回ぐらいは観たのではないかと思う。

 

はじめからタクシードライバーが悪い事をするというのを打ち出している作品なので物語が最初から何となくはわかっている状態である。つまり、作る側としてはかなりの度胸がいる作品になる。

海外ホラー映画では、もはや別格でレジェンド扱いのハロウィンのブギーマン、13日の金曜日のジェイソン、エルム街の悪夢のフレディなどがそれになると思う。物語がどうこうというよりも各キャラが殺人をするというのが観る前からわかっているのでハードルがあがる。
物語や他のキャラ、映像、ロケーション、音楽、アイテムなどがどうなっているのかというのが観る側としてはポイントとなる。

つまり本作品のマニアック・ドライバーもあらすじで大々的に事前情報として出しているのでそれにあたる。自分も事前情報でタクシードライバーが殺人をするのだろうと思って観始めたがそれでもかなり面白い内容だった。
公式予告で登場キャラの確認や物語の確認をする事が出来るが今段階では何にも触れないようにしたいと思う。

このヤバいキャラ設定のタクシー・ドライバーに木村知貴さんをキャスティングしているのが適役だと感じた。他にも色々あるが内容は書けないので個人的に一番好きなのは木村知貴さんの「にちゃぁ」の笑顔が怖くてハマった。

※公式予告でこのシーンがあるのでネタバレにはならない

 

この作品は公式でネオ・ジャパニーズ・ジャーロと打ち出しています。
確かにイタリアジャーロ/ジャッロを感じているがそれだけじゃなく、色々な要素も感じられるのでネオ・ジャパニーズ・ジャーロと上手い事付けたなと思います。
個人的にはロバート・デニーロさん主演のタクシードライバー、マリオ・バーヴァさん作品、ダリオ・アルジェントさん作品、音楽ではGOBLINさん音楽のオマージュ要素も感じられた作品。

このボタンを押下で流れる音楽が凄く好みでとあるジャーロ映画を彷彿した

 

邦画でヤバい主人公の映画の傑作として、今後長期的に語り継がれるだろうと思う作品だと思っています。今現在では劇場は4か所での公開予定だが、おすすめの映画なので少しでも作品の認知を広げられるお手伝いが出来ればと本記事を書いたのである。

最後に余談ではありますが、他にもタイプは違うが大枠でヤバいキャラが主人公として登場する邦画に、黒沢清監督の地獄の警備員という作品がある。松重豊さんが映画デビュー作品でメインキャラとなる警備員を演じた作品なのだがこの映画もかなり尖っているのでこちらもおすすめしたい作品です。

斯くして、作り手の想いを読み取るのも千里の道も一歩から。

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