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【レビュー】細菌列島

ふとした事で細菌列島を思い出して観返した。なかなかパンチが効いた作品で印象深く残っていた。それもそのはずで、なんとなくですが馴染みのあるような特有の顔の特殊マスクが登場するからなのである。こういったパンチの効いた作品は好みです。

 

いかがだろうか。実にインパクトの大きく、それでいてどことなくホラー要素さえ感じるものである。この絶命マスクは幾度となく登場するのでもはやホラーであるといえるだろう。

2009年に公開された作品なのであるが、自分としてはずっとコメディ作品だと思っていたのだが間違いでパニック/コメディのジャンルとなるのが正しいのだそう。

ゾンビデオでも監督をされている村上賢司さんが本作品の監督。今回は細菌列島についての記事なので触れないが、ちなみにゾンビデオは海外ゾンビ映画が好きな人が観たらニヤリとして、また、あまり知らない人は勉強になるようなゾンビ映画の紹介や監督名も出てくる作品。いずれレビュー記事にしたいと思う。

 

あらすじ

細菌に感染し発病すると、断末魔のように何かしらの言葉を言った後にパン!という軽い音と共に特有の顔になって絶命する。
この病気が流行し、それを収束しようとする物語。

 

テーマ

病気の感染、機密部隊、細菌、核、侵略、諸外国(アメリカ、ロシア、北朝鮮)となかなか取り扱いが慎重になるようなものばかり

 

キャスティング

主演は撮影当時は吉本興業さんに所属していたお笑いコンビの大好物で芸人活動をされていたが現在は引退している須藤謙太朗さん。

絶命した時のマスクといい、主演に須藤謙太朗さんは完全に何かしらの意図を感じられなくもないキャスティングのような気がしてならない。

 

三輪ひとみさん、竹中直人さん、嶋大輔さん、石野真子さん、佐藤二朗さん、前田健さん、原紗央莉さん、パンツェッタ・ジローラモさんと豪華。

 

断末魔の例

発病すると動けなくなり苦しみ、断末魔をあげて絶命する。絶命時にはみんなが特有の顔になるのだがこれは顔の血管が膨張してなんたらと劇中で説明がある。
断末魔は多種多様なのでその辺りは劇中で楽しむ事が出来ると思う。しかし、聞きづらいのが多かった。

北斗の拳で秘孔を突かれて絶命する前のあべし!というのが有名なのでそれを思い浮かべてみて頂くと流れのイメージがつきやすいだろう。

 

取り扱っているテーマは重たいのだがコメディなので面白く鑑賞する事が出来るのでおすすめな作品である。
しかし、なぜ今シルバーウィークのこのタイミングでこの作品を思い出したのかはさっぱりわからない。ある意味ではホラーである。

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「日本人よ、これでもくらえ!!」なかなかパンチの効いたキャッチコピーである。

斯くして、パンチ効いた作品なのも千里の道も一歩から。

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