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分身ロボットカフェDAWN

現在渋谷にて期間限定で実験営業(ベータ営業)しているカフェがある。

その名も「分身ロボットカフェDAWN ver.β」

え?分身ロボットカフェって何だろう?となり、聞きなれないし良くわからないと思うが要約するとこうである。

「寝たきりになってしまっていたり、その場所に行く事が出来ない全国の方々が遠隔でロボット(OriHime/OriHime-D)を操作してカフェ従業員となり来客されたお客様へ接客サービスを提供するカフェ」である。

なので「分身ロボットカフェ」という事なのである。
カフェ従業員はロボットを操作するのでパイロットと呼ぶみたいです。

情報

HP:分身ロボットカフェ「DAWN」Ver.β

場所:WIRED TOKYO 1999 都東京都渋谷区宇田川町21-6 「Q-FRONT」7F

開催期間:2020年1月16日(木)〜2020年1月24日(金)

時間:12:00〜19:00

残念ながら予約席はすでに完売してしまったとの事。
※追加情報としてイベント会場で当日券を配布しているとの事だが枚数などは不明です

 

接客サービスなので物を運ぶだけではなく、会話もする事が出来るとの事でコミュケーションを取る事が出来る。新しい接客業の形だと感じた。それと同時にこのサイトを知れてとても嬉しく思う。

自分は歩く事が出来る。だからといっても自分の足で移動する場合、速度や体力、距離から現実的では無い場合がある。たとえば羽田空港から北海道の新千歳空港まで飛行機だと約1時間30分ほどのフライトで到着するらしいが、徒歩の場合はどうなるだろうか。
1日ではとても到着する事は難しく現実的では無いだろう。ましてやそこから働くという事になれば困難を極める。

 

自分は歩けるが別の病気がある。
その患いがある為、その行動範囲が限られてしまっているので徒歩以外で北海道に行く事は出来ない。むしろ、徒歩以外では羽田空港に辿り着く事すら出来ない可能性も高い。
そのためこの分身ロボットカフェの存在を知れて生きる勇気が沸き感銘し、同じような境遇、現在歩く事もままならい方々への希望も感じられた。

患いがあるとどうしても消極的になってしまうケースがある。「世界がクローズド」になってしまう。

このカフェの存在を知り過去の事を思い出した。思い出は良い事よりも良くない事の方が覚えていたりするもので誰もしもが自分の境遇とリンクして過去がフラッシュバックしてしまう事があるとは思う。
自分の場合は見た目では一切わからないし人にうつる事も無いのだが、患いは生まれつきなものなので学生の時に悲しい思いをした事は1つや2つどころではなく沢山ある。

例えば、小学生の頃なんかは学校の行事で臨海学校やら修学旅行がある。当然行けないのでみんなが楽しく旅のしおりやバスの席決め、部屋の割り振りやらでワイワイしている中自分は参加できずにいた。孤独である。
さらには、「家庭の金銭的理由から行けない」と言ったデマまで流れて教師から親に連絡が行き、親には恥ずかしい思い、嫌な思いをさせてしまった事もある。もちろんそんな理由ではなく、自分の身体の理由からではあったのだが。。。
残酷なもので人と違うとイジメも発生する。嫌な思いをさせられた事もあったもんだ。

 

どうしても病気と向き合う事になると、そういった過去の事が思い出してしまう。今は昔に比べれば心が開けてはいるが「移動」が伴う場合は常に頭には自分の身体的患いの事を考えなければいけない。
例えば、自分はアメコミが好きである。東京コミコン2019にも初参加したぐらいである。
アイアンマン役の俳優のロバートダウニーJrが来日するとなったら行きたい気持ちになる。ただ、そのイベント場所が名古屋だった場合は断念するしかなくなる。

方法が全く無いわけでもないが金銭、身体、時間、環境すべてを整えるには難関である。

一週間前に名古屋のイベント会場の近くのホテルで連泊、患いの理解/対応が出来る病院も近くに無ければならず体調を戻していかなければイベントに参加する事は出来ない。
さらには見知らぬ慣れない土地で病院以外に頼れる人もいなく、倒れる可能性がある中で1人で行くというリスクがとても大きい。

そもそもで仕事を1週間休むのも難しければ、体調が戻らなければもっと休まないといけなくなるに違いない。そうなるとクビになって生活にも支障をきたしてしまう。移動が伴う場合は自分の身体的にもこういった事を考えて行動しなければならず、自分が思うように出来ないとやはり「世界はクローズド」になってしまう。

 

自分の話で脱線してしまったが、そういったクローズドの世界になってしまっている人の心を、この分身ロボットがグッと広げてくれると感じたからだ。もちろん分身ロボットカフェの大元となる背景には開発/実施している株式会社オリィ研究所カフェ・カンパニー株式会社の想いがある。

根源のコンセプトは友人への「たとえベッドで寝たきりだったとしても、仲間と共に働けるカフェ」から始まったのだという。
人への思いやり、愛情から生まれ、テクノロジーを融合させて創造されたもの。
つまりはトランスヒューマニズムの形なのかもしれないと思った。

トランスヒューマニズムの要約は「人間+テクノロジー」

例えば、何かしらの理由により右手を失ってしまった人が機械の右手を装着して生活するといった事である。
自身に物理的なテクノロジー装着ではなく、ロボットのパイロットとなるのも人間+テクノロジー、その形だと思った。

現在は期間限定で実店舗は無いが実店舗へ向けて応援したいと思い、少しでも認知度や注目度が上がったら嬉しいのでブログの記事にしました。実店舗や仮に次も期間限定だとしても行ける範囲の場所であれば絶対に行きたいと思っています。

斯くして、トライアンドエラーも千里の道も一歩から。

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