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渋谷駅地下通路と鯉の滝登り

今日の渋谷駅地下通路の混雑で起きた事。

渋谷の駅構内は様々な線があり、地上に出る事も無く地下通路で移動して乗り継ぎが出来たりとても便利な駅である。
それがゆえに人によっては複雑な駅と思っているかもしれないが自分もそう思っている。

今日のように雪による天災に見舞われた場合、人の量も多いが為にその分だけ混雑する。
雪の影響でさまざまな駅では入場制限も行われたとスマホから情報を得ていたのだが渋谷も例外ではなかった。
定時より早めに帰宅命令も出る会社も多くあった事だろうと思う。
そのせいもあってか、帰宅を急ぐ人がバッティングして、午後3時頃から入場制限がかかる混雑となった。
そして、いつもより早くに帰社許可が出たので自分も帰宅しようといつもの感じでいた。

 

渋谷駅に到着すると、複数の線へと続く繋がる地下通路では行列が出来て進まない状態になっていた。
通路には人がすし詰めの状態になっていて自分が通る道も例外ではなかった。
行き交う通路は自分の進行方向の幅が3なのに対して、相手側は7ぐらいの幅割合になっていて駅員さんの整備も無い状態だった。

今日言いたいのは自分の進行幅が3だった事に対しての不服ではない。
すでにそうなっているのだから仕方無い事でそれにたしてどうこういうつもりはない。

何が言いたいかは続けさせてもらう事にする。

もし、その時にその場所にいた人ならわかるだろう。
いや、その時と場所以外でも起きていたのかもしれない。とても悲しい出来事である。

 

もう一度簡単に状況を説明するとこんな感じだった。
なかなか進まない状態が続いていた。
自分が並んでいたのは3割の方。
向かってくるのは7の横幅の人の列。
すし詰めの状態で地下の蒸し暑さと湿気での息苦しい状態。

そして、事は突然と起きた。
その事が起きる前には女性の複数人の大声で話しをする声が自分の列の後方から聴こえてきた。

そしてそのわずか数秒後。
自分の列の後方から物凄い勢いで人の圧による押し寄せがあったのだった。
そう、3割を不服と感じていた?かは不明だが、後方の人間が列を乱して7割に突っ込みを開始して列が乱れた為に起きた圧の波紋である。
流れに逆らう様は鯉の滝登りを想像して頂けたらわかりやすいかもしれない。

そのような事が起きればどうなったかは安易に想像出来る事だろう。

そして途中から押せ押せみたいな掛け声も始まった。
悲鳴やら罵声、日本語以外の言葉も飛び交い、自分の少し前にいたいかついスキンヘッドの兄ちゃんもその人間圧の犠牲となっていた。ちなみにわざと剃っているスキンヘッドだったと自分には見えた。

自分はその後方からくる圧を少しでもよけつつ、
なんとか近くの出口から外に脱出し避難したのだった。

こうなると秩序もモラルもへったくれもない状態となる。
弱きものは助けを求め、傍若無人は我先に我先にと道なき道を切り開こうとする。
様々な人種がいたと思うので、これが人間なのだろうかと外に避難してモスバーガーで休みながら思っていた。

こう思った。つまりあれが混沌か、と。


混沌だからと何をしても良いわけではない。その状況下でも参加せずに出来る限りはかわすことも可能だ。
ちなみに自分は避けようとしていたので、服を後ろ引っ張られて押し込みに参加させようとされていた。
確かに後方から押されたからとはいえ、自分も前の人を結果的には押してしまった事については反省している。自分も冷静さを保つので精一杯だった。

もう一つ思い出した事がった。
押せ押せ状態の場が混沌している状態で、ほどよくするとなんとか外への出口に繋がる上りのエスカレーター付近に移動する事に成功した。
そしてそのエスカレーターに乗り一安心して顔を見上げると、
自分の前にはスキンヘッドの兄ちゃんがその混沌化した人間模様を見つめていた。

そして、自分と目が合うとこう言ってきた。
「すごかったよな!」
しかし、その表情は笑っていた。
自分ももちろん笑いながら「すごかったですね」と返したが会話はこれだけだった。
モスバーガーで一人落ちついて見るとスキンヘッドの兄ちゃんには余裕があったな。という事を思い出したのだった。

きっと信念が強いのではないかと思う。自分が強く思っている事。信念。
信念を持ち生きていく事はその人を強くする事なのだろう。

嫌だなーとか苦しいとか思っているようであれば自分もまだまだ修行が足りていない。
ポンコツ状態である。その状況を楽しめるぐらいの余裕があれば、今後もどんな状況化に置かれたとしても焦らずにその状況を見極めて対処出来るスキルを持てる事なのだろう。
今日の出来事でまた一つ自分の思う成長へと近づけるヒントを得たと思った。
何事も経験と考え方である。この調子で自分をどんどんと仕上げていきたいと思う1日となった。

つまり、今日言いたい事をまとめると、
スキンヘッドの兄ちゃんは髪の毛は持っていないが余裕と信念は持っていた。という事なのである。

いや、違う。

どんな状況化においても信念を持っていれば、
人に流されずに余裕を持った判断と対応が出来る、という事である。

斯くして、いつもより早く会社を出たのにいつもより遅く帰宅したのも千里の道も一歩から。

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