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光IP電話/携帯/スマホを使用していたらユニバーサルサービス料金は知らずともほぼほぼ支払っている

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光IP電話/携帯/スマホは1人に1台どころか複数所有している事もままならない時代だ。

私用/社用/家族用といった具合だ。

紙媒体明細書/Web明細書に目を通す真面目な方はご存じの事だろうかと思う。
明細書に不思議な、
「ユニバーサルサービス料金 ○○円」という形で記載があるという事に。
※徴収されていない場合もあるので詳細は後述

このユニバーサルサービスなんて利用していないけど、
まぁいいやなんて思ってスルーしてしまってはいないだろうか。

ユニバーサルサービスは日本語だと基礎的電気通信役務となる。

Wikipedia
緊急通報(110番、118番、119番)、電気、ガス、水道から放送、郵便、通信や公的な福祉と介護などでの、「地域による分け隔て」のない便益の提供義務を強調して用いられることが多い

 

「電話のユニバーサルサービス」は加入電話/加入電話に相当する光IP電話と110番/118番/119番の緊急通報、第一種公衆電話が該当する。

これらの「電話のユニバーサルサービス」は、
NTT東日本とNTT西日本が、法令に基づき、日本全国であまねく提供する義務を背負う事になっている。

NTT東日本とNTT西日本が請け負っているのであれば自分は関係無いと思うかもしれない。

しかし、むしろ密接に関わっている場合が多い。

どういう事かと言うと、利用者がユニバーサルサービスを受ける為に、2006年度から毎月料金を支払っているのである。
しかも、1電話番号につきで支払っているのである。


では、仮に対象の光IP電話とスマホを持っていたらどうなるだろうか。
単純にそれぞれ徴収されているので2倍の額を支払っている事になる。

各社で対象の商品が違い、その商品によっても料金は異なる。
ここで言う各社とは、大手3社のSOFTBANK、NTTドコモ、KDDI(AU)だけが対象ではないという事だ。
格安SIMを使用していても対象だ。

なぜなら通信事業者全体で負担する制度だからなのである。

以下はKDDI(AU)の場合
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上記はKDDI(AU)の例だが対象となっている商品は広い。

各社から料金請求が来ているので会社に支払しているのでは?と思うかも知れない。
実際は契約している会社にいったん支払う形にはなるが、
その徴収した会社がNTT東日本とNTT西日本に支払っている。

仮にSOFTBANKでスマホを契約している場合は、SOFTBANKにまずは支払い、
SOFTBANKがNTT東日本とNTT西日本(NTT東西)に支払っているという構図だ。

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では、なぜユーザ側が支払いをする事になったのかは以下の通りだ。

総務省HP
従前、ユニバーサルサービスは、NTT東西において、採算地域から不採算地域に地域間の補填を行うことにより、その提供が確保されてきました。ところが、競争事業者の参入により、都市部等の採算地域を中心に競争が進展し、NTT東西の自助努力だけでは、ユニバーサルサービスの提供を維持することが困難になり、不採算地域においては、利用者の利便性を確保できないおそれが生じました。

そこで、ユニバーサルサービスの提供の確保に必要なコストの一部(高コスト地域における提供コスト)を、NTT東西以外の事業者も負担する『ユニバーサルサービス制度』が2002年度に創設され、2006年度から稼動しています。具体的には、NTT東西に接続する接続電気通信事業者等(負担事業者)が負担金を拠出し、負担の徴収・交付金の交付等を業務とする基礎的電気通信役務支援機関(支援機関)を通じて、NTT東西に交付金として交付するしくみです

 

要するに光IP電話や携帯/スマホの爆発的な普及により固定電話が廃れて採算が取れなくなり、
固定電話の安定したサービス提供が出来ないので通信事業者全体 or ユーザで安定したサービスを提供出来るように看破する。という事だろう。

しかし、経済的に余裕がある方以外は、
その支払っている額にもよると思うのも当然だ。

各社を調べて見た所、1電話番号あたりの月の負担は税抜き2円~14円といった具合だった。

毎月の明細書を見ていなく、
本記事を見て頂けた方はここで安心できたのではないかと思う。

しかし、安心するのはまだ早い。これは現在の金額なのだ。
つまりこの金額は固定では無いというだ。

電話会社が負担する1電話番号当たりの負担額は、
半年に1回の頻度でユニバーサルサービス支援機関である社団法人電気通信事業者協会が料金の見直しが行われている。
その内容に応じて支払う料金が増減するからだ。

急に3桁、4桁以上にならない限りは今は問題無い金額だろう。

しかし、総務省からは以下のような記載もある。

なお、負担事業者が負担する負担金について、これを負担事業者が直接負担するか、利用者に負担を求めるかという点については、各事業者の経営判断にゆだねられていますが、負担事業者の多くが、その負担を「ユニバーサルサービス料」として利用者に転嫁しています。

つまり、ユニバーサルサービス料徴収は必須でなく、
「負担事業者 or ユーザ」が負担するかを負担事業者判断を委ねるとも記載があるため必ずしも料金を支払っているわけではないが、
「負担事業者の多くが利用者に~」ともあるので気になる方は明細書、
もしくは使用している商品を各社HPや問い合わせで調べる事をおすすめする。

 

このユニバーサルサービスはオプションではなく、
対象の商品を使用している場合は必ず上乗せで請求される金額であるとともに、知らぬうちに受けているサービスという事になる。

しかし、ユニバーサルサービスというサービスを知ると、
必要な人に必要な設備を提供する確保への貢献が出来ているのは大変喜ばしい限りであると思う。

知識を得る事で、また一つ世界が広がったように思えた。
やはり調べる力や知識というのは今の時代はとても重要な事だと思った。

自分の世界が少し、ほんの少しでも広がる。
こんなにわくわくする事は無い。

世知辛い世の中に生きていて、わくわくする事は大事だと思う。
気分をあげて生きていきたい。

斯くして、世知辛い世の中に生きるのも千里の道も一歩から。

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